小池真理子 |
1952年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。’89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短篇部門)を受賞。’96年「恋」で直木賞受賞。’98年「欲望」で島清恋愛文学賞受賞。サイコサスペンス、恋愛小説、幻想小説と、次々に作風を広げている。主な著書に「会いたかった人」「無伴奏」「水無月の墓」「柩の中の猫」「プワゾンの匂う女」などがある。
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柴田よしき |
1959年、東京生まれ。青山学院大学卒業。95年、初めての長編「RIKO―女神の永遠―」で第十五回横溝正史賞を受賞。著者に緑子シリーズ『聖母の深き淵』『月神の浅き夢』、七〇年代の郷愁を呼び起こす本格ミステリー『少女達がいた街』、京都を舞台にした奔放な伝奇小説『炎都』『禍都』『遙都』ほか、『PINK』『0』などがあり、幅広い作風で活躍している。 |
篠田 節子 |
1955年、東京生れ。東京学芸大学卒業後、作家活動に入る。1990年「絹の変容」で第三回小説すばる新人賞を受賞。96年「ゴサインタン」で第十回山本周五郎賞。97年「女達のジハード」で第一一七回直木賞を受賞。著書に『神鳥』『聖域』『アクアリウム』『カノン』等。
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乃南 アサ |
1960年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。’88年「幸福な朝食」が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。’96年「凍える牙」で直木賞受賞。他に「6月19日の花嫁」「団欒」「風紋」「結婚詐欺師」「花散る頃の殺人」など著書多数。巧みな心理描写が高く評価されている。 |
宮部みゆき |
1960年、東京生れ。’87年『我ら隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。著書に『レベル7』『かまいたち』『蒲生邸事件』『クロスファイア』『理由』等。 |
桐野 夏生 |
1951年、金沢生れ。成蹊大学法学部卒。会社員を経て、平成5年女探偵村野ミロが主人公の「顔に降りかかる雨」で第39回江戸川乱歩賞受賞。平成10年、『OUT』で日本推理作家協会賞受賞。著書に『天使に見捨てられた夜』『水の眠り 灰の夢』等 |
新津きよみ |
1957年、長野県生れ。青山学院大学卒業後、OL生活を経て1988年、デビュー。以後、常に現代的テーマを据えたミステリーで活躍を続け、とくに人間心理を巧みに捉えた作品で高い評価を得ている。著書に「女友達」「婚約者」「愛読者」「捜さないで」等。 |
坂東眞砂子 |
1958年、高知県生まれ。奈良女子大住居学科卒業後、イタリアのミラノ工科大学などでデザインを学ぶ。帰国後、童話作家などを経て、日本人の皮膚感覚に密着した伝奇ホラー「死国」「蛇鏡」「狗神」等を発表。96年「桜雨」で島清恋愛文学賞受賞。97年「山妣」で直木賞受賞。 |