舞台等々
(とても好きな分野なのですが、金銭的な面からあまり観る事が出来ません^^;)



公演名 劇団名 ジャンル 日時
ベルサイユのばら2001 宝塚歌劇宙組 歌劇 2001年7月12日
acacia 松任谷由実 コンサート 2001年10月23日
彦馬がゆく PARCOプロデュース 演劇 2002年1月23日
はちまん 劇団銅鑼 演劇 4月29日
ET展 日本橋三越 7Fギャラリー 上映記念プレイベント 5月4日
メジャーな変人たち 第八回寄席山藤亭 寄席 5月4日
4月になれば彼女は 演劇集団キャラメルボックス 演劇 5月22日
浮かれ心中/弥生の花浅草祭 八月納涼歌舞伎(歌舞伎座) 歌舞伎 8月18日(日)
ネコ大運動会 ククラチョフ世界でたった一つの猫劇場 猫劇場 8月24日(土)
くるみ割り人形 藤原バレエスクール バレエ 11月3日(日)
特装刑事マン aiかんぱに〜 演劇 11月12日(火)
夜会 vol.12 Winter Garden 中島みゆき 音楽劇 12月19日(木)
北区内田康夫ミステリー文学賞 北区イベント 授賞式・記念イベント 2003年3月2日(日)
奇跡の人 ホリプロ 演劇 3月12日(水)
いなくてもいい人 劇団ダンダンブエノ トライアル・ダンス公演 3月14日(金)
青ひげ公の城 パルコ劇場30周年記念公演 魔術音楽劇 4月2日(水)
オケピ! 作・演出 三谷幸喜 ミュージカル 4月10日(木)
謎の下宿人〜サンセット・アパート シアター・ドラマシティ 演劇 5月20日(日)
越中おわら風の盆 風のなごり 製作松竹 演劇 6月6日(金)
ユーミン「シャングリラU」 松任谷由実 コンサート 6月11日(水)





宙組公演「ベルサイユのばら2001」―フェルゼンとマリー・アントワネット編

会場

東京宝塚劇場

出演者

花總まり/和央ようか

1974年初めて上演され、社会現象を引き起こした伝説の舞台「ベルサイユのばら」。
フランス革命を背景に、男装の麗人オスカル、ロココの女王マリー・アントワネット、 スウェーデンの貴族フェルゼン、オスカルの影となって見守る 乳兄弟アンドレの4人の波乱に満ちた半生をドラマティックに描く大作。
2001年は星組と宙組によるタカラヅカ初の東西同時上演が実現。
宙組公演では、華麗なロココ時代の隆盛と終焉に翻弄された フェルゼンとマリー・アントワネットの甘く激しい恋物語が繰り広げられる。

私は、マンガのベルばらファンで、中学の時には宝塚にもはまり、本気で入ろうと思ってたくらいなので、今回の話にもどっぷりはまる事が出来たのですが、でも・・・ベルばらの話しを知らない人が見たら、果して理解出来ただろうか?内容を端折りすぎているので、もしかしたらわからないかも。場面場面の繋ぎがいまいちでした。フェルゼンとアントワネット編なのに、出会いの仮面舞踏会の場面がない!どうしてあのシーンがはしょられてしまったんだろう^^;

舞台はというと、ものすごーーく綺麗でした♪キンキラキンキラ、衣装も豪華!あんなの着てみたい、全体的にピンク調だったのでよけい気に入りました( ̄m ̄)ぷっ
始まりはフェルゼンの“愛の面影”、次に中央のアントワネットのイラストの中から、マリー・アントワネットの花總まりさんが登場して、“青きドナウの岸辺”、その後には、オスカル・アンドレが登場して、「愛あればこそ」。なつかし〜〜〜愛あればこそ・・・私が自分で買った始めてのレコードです。

マリー・アントワネット役の花總まりさん、素敵な声ですね、声に気品あって女王(←王妃だよね^^;)としての存在感ばっちりでした。フェルゼンの和央ようかさんもさわやかで素敵な方、しかしオスカル役をされた方、私はいまいちだった。
アンドレとオスカル、1幕で死んじゃうのです、なんか納得出来ないけど、まぁ、今回の主役はアントワネットとフェルゼンだもんね、仕方ないか。
それにしても、昨日の「A.I.」からずっと愛〜愛〜愛の世界を見せ付けられてます。
あまりにも愛〜〜愛〜〜ああい〜〜〜、とやっていたので、こっちが赤面してしまいました(爆)

出来るならば、オスカルとアンドレ編が観たい。また上演してくださらないかしら。



松任谷由実コンサート(acacia)

会場

国立代々木第一体育館

¥7,350(税込)

6時会場7時開演の予定でしたが、20分ほど遅れてステージが始まりました。
私の席は1階のわりと良いポジション^^

センターステージ。ライトが客席を照らしながらゆっくりと回転しながら上昇していきました、その光が目に入ってまぶしい〜〜と思ってるうちになんとそれまでなかったドラムが・・・
どこからユーミンは登場するんだろうと、ずっと目を凝らしていたんだけど、結局わからなかった(^o^;)

今回のツアーは夏から始まったという事で、夏の歌がメインでした。
夏がみせるいろいろな表情をステージに取り入れていました。
なまぬるい夜明け、日中のカンカン照り、雷雨等々・・・、歌によってくるくると変わる照明に目を奪われました、きれい♪
センターステージという事でユーミンはまぁ良く動く事!クルクルステージを四方八方歌い踊り走り回っていました、ユーミン47歳・・・うっ!若い!!
衣装は最初はドレス、裾がたっぷり広がった、素敵なドレスでした、色は黒だったかな?頭にはティアラをしていてかわいかった〜

最初の曲からアリーナ席の方達は立ち上がってノリノリだったけど、私はゆっくり座って聞いていたいタイプなので、アリーナは好きじゃないな。
それにセンターステージだったので、私のところからは全体が見えて、ユーミンが見えない状態は全然なかったけど、きっとアリーナ席の前の方達は、ユーミン消えてる事結構あったんじゃないかと・・・

中盤、米国で起こったテロの直後に作った曲という新曲『One more kiss』の時に、「政治的なメッセージを曲にするタイプではなく、これからも今まで通り淡々と日常を切りとって歌にしていきたい。すべての歌は日常にあるはず」と語っていました。詩は音楽に負けて聞き取れなかったのだけど良い曲でした。

見せ場はたくさんありました。
中盤で筒状のカーテン(?)のようなものが降りてきて、ステージをすっぽり包み、その中に浮かんだ木星とユーミンのシルエット。影絵ですね、レインコートと服を脱ぎ捨てて、宇宙服に着替え浮遊するシーンが。おぉ〜〜!と感動(でも心の中にこの仕掛けはどうやってるんだ?)と考えていました(笑)
その後カーテンが取り払われると、なんと中央にピアノが。
そして何事もなかったように曲が始まりました。
ピアノでの弾き語りの2曲目、『ひこうき雲』はきれいで透明で、心が震えてしまいまいした。

2時間、ほんとに夢を見させていただきました、やっぱりユーミンのコンサート良いですね。
センターコートに浮かぶスターゲイザーの巨大なリング(何重かになっていた)が不規則にグルグル回転したり、照明の素晴らしさ、幻想的な世界を体験してきました。
来年はツアーがないそうでちょっと残念。
きっと再来年も頑張ってチケット取るぞ♪




彦馬がゆく

会場

PARCO劇場(渋谷)

8500円税込み
出演者
小日向文世/筒井道隆/酒井美紀/伊原剛志/松金よね子
松重 豊/梶原 善/阿南健冶/温水洋一/本間憲一
大倉孝二/瀬戸カトリーヌ

三谷幸喜さん作・演出

90年、93年『東京サンシャインボーイズ』により上演された、
三谷幸喜の名作が蘇る

「江戸幕末期、浅草の写真館を舞台に、
写真師・神田彦馬とその家族たちの目を通し、
動乱の幕末を庶民の側から描き出す。
写真を撮りに続々と訪れる幕末の志士たち。

最初からずっと笑いっぱなしでした、
面白かった!8500円高いと思ってたけど満足です。
時間は3時間もあったのですが、
そんなに長かったなんてちっとも感じませんでした。
出演者12人みなさんとっても良い味、
ラストは舞台崩しに驚かされました、
(観る前にパンフレットに書いてあったので知ってたけど)
ラストの桜吹雪で切ない感じがひしひしと・・・
三谷作品、チケットを取るのが難しいというのが、
よくわかりましたよ。




劇団銅鑼『はちまん』

会場

紀伊國屋サザンシアター(新宿)

5000円税込み

出演者

館野元彦/菊池佐玖子/郡司智子/青山恵子/石黒久也
栗木純/三田直門/山田昭一/本山可久子/三木敏彦

原作 内田 康夫 脚色・演出 平石 耕一

「旅と歴史」編集部の依頼で長野県中野市を訪れたフリーカメラマン・小内美由紀と浅見光彦は、あちこちの八幡神社を巡礼しているという老人飯島に出会う。不思議な言葉を残して去った老人は、その後秋田県で死体となって発見された。 老人の足跡を辿って全国の八幡神社を訪ねるうちに、元文部官僚のこの老人の戦後の生き様と秘密を知ることになる。そして、今度は高知で文部省出身の若きエリート官僚が事故を装って殺された。二つの事件の背景にはサッカーくじ問題が。そして、事件は意外な方向へ展開していく。


原作が内田先生という事で観に行った劇。
しかし・・・読んだと思っていた『はちまん』良く考えたら読んでいませんでした(;^_^A ファン失格です。
上下2巻の長い話を2時間にまとめられるのですから、話が見えるかな?ともちょっと思っていましたがそれは杞憂に終わりました。
口上役の方、声が通って滑舌も良く、要所要所の説明をうまく伝えてくださり、読んでいない私にも話の流れが良くわかりました。これは脚本家の方の力も大きいのですね。

本の性質上か(シャーマン的なもの・・・読んでないからわからないけど^^;)回想シーンの見せ方は鈴を効果的に使われていて不思議な世界を作っていました、それはラストへの伏線、人智を超えた結末へと繋げる表現だったのだろうと思います。年配の役者さん達も舞台に重みを持たせてみなさま素晴らしいし、浅見役をされた“館野元彦さん”とても爽やかな感じで素敵♪
個人的に・・・秋田の刑事さんと仲居さん良かったです(笑)
実はわたくし、その昔芝居を少ししていた事があるのですが、ある舞台で隠れ東北人の役をした時、舞台からはける時に『家に帰って笹かま食べよ〜♪』というところを『家に帰って笹もち食べよ〜』と言ってしまった暗い過去があります(;^_^A 笹もちじゃ東北人じゃないじゃんか〜〜!話それたけど、このお二人は方言すごくうまかった、自分と照らし合わせて自分がものすごく恥ずかしくなってしまい、つい昔の苦い過去がよみがえって来てしまいました。




『E.T. 20周年アニバーサリー特別版』公開記念イベント

会場

日本橋三越

4月30日〜5月6日一般400円

デジタル処理と未公開シーンを加えた『ET』が20年ぶりに蘇るという事で、それを記念して開かれたイベント。
映画から抜粋した名場面をパネルとジオラマとビデオで再現、ほんの2日前に観に行ったばかりだったので、シーンがすぐよみがえって、どっぷり浸ってきました。ビデオは何台かあって、ワンシーンを繰り返し見せていました、このETはデジタル処理する前のオリジナルのET、やっぱり表情が新しいETと全然違いますね、新しいのは表情が豊かになってかわいくなってる・・・前の方が良かったかもしれません。

今までわからなかったETの地球へ来た目的、それはETは植物学者で地球の植物を研究する為にやってきたらしい、こういう事はパンフレットとかを買えば載っているのかな、映画にしろ何にしろパンフレットはその時だけのもので、後々ゴミになっちゃうかなと思って買わない事にしているのですが、ちゃんと読めばわからなかった設定とかがわかりもっと楽しめるものですね。




メジャーな変人たち(第八回寄席山藤亭)

会場

新宿紀伊国屋ホール

4000円(ごちになりましたありがと〜)

出演者

神田北陽/松尾貴史/コントゆーとぴあ/マギー司郎/月亭可朝

山藤章二さん企画の寄席、第八回 山藤亭「メジャーな変人たち」

一番初めは講談師“神田北陽さん”、8月に真打に昇進し三代目山陽を襲名されるそうです。講談という事でいつもは座ってですが、今日はみなさん立ちでされるという事で右に倣えで立ちでした。しかしそうすると釈台が叩けないという事で・・・人間釈台が出てきました(^◇^;) この人間釈台で講談はこういうものという例をされてから、これでは芸がないという事で、ご自分がこの釈台を頭につけてお話を続けられました。今回初めてこの方の芸を見させていただいたのですが、パワーとスピード感がありとても面白かったです。

ニ番目は“松尾貴史さん”、ユリゲラー方式等いろいろなスプーン曲げをしてくださいました、いくつかはわかりましたが、全然わからなかったのがスプーンの首がポロリと落ちてしまうやり方、どうやったんだろ?これは種明かししてくださらなかった。
その後は新聞を読みながらのモノマネ、やっぱりすごいですね〜そっくりです。

三番目は“コントゆーとぴあさん”、先生と生徒の卒業のコント、最後のゴムパッチンももちろんありました(笑)なつかし〜〜。

休憩を挟んで四番目は“マギー司郎さん”、独特の語り口はいつ聞いても面白いし、インチキ手品の後にちゃんとした手品も見せてくださる。

最後は“月亭可朝さん”、あの有名な歌『ボインはぁ〜赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ〜』を最初に・・・他の方は20分ほどでしたがこの方は30分。選挙の時の話とか東京と大阪の違い(何が違うのかわからないけどとおっしゃってましたが(笑))等々、楽しいお話を聞かせていただきました。

最後は全員揃って舞台でご挨拶&お話
でも、月亭可朝さんがほとんどお話されていたような・・・
2時間、うけてしまって笑いっぱなしでした、あ〜楽しかった♪




4月になれば彼女は

会場

サンシャイン劇場

4500円
作・演出 成井豊+真柴あずき
出演者 前田綾/細見大輔/岡内美喜子/大森美紀子/西川浩幸/岡田さつき/中村恵子/藤岡宏美/三浦剛/首藤健祐/工藤順矢

社会人ラグビー堀口は息子の健太郎と2人暮らしをしていた。そこへ堀口の別れた妻で女優のカンナが健太郎と一緒に住みたいとやってくる。が、堀口は断る。
叔母の結子の家に住んでいるのぞみとあきら姉妹の所へお母さんの麻子が15年ぶりに帰ってくるという連絡がある。結子と結子の美容院で住み込みで働いている耕平は喜ぶが、のぞみは信じようとせず、あきらは「どうでもいい」と言う。
新聞記者ののぞみは、全日鉄の島崎があごの骨を折って病院に担ぎ込まれた。殴ってあごの骨が折れたと思った部長の上田は、監督の堀口が怪しいと言う。 堀口が好きだったのぞみは、暴力事件を起した事を信じられなかった。
のぞみと同僚の馬場は、島崎のチームメイトの西条に堀口との仲を聞く。が、西条からは堀口が暴力事件を起こす様な証言は得られなかった。堀口の無実を信じていたのぞみは、暴力事件を起こしていないと思い安心する。
会社に戻ったのぞみと馬場は、上田から暴力事件の犯人は堀口という強く言うが、のぞみは信じられないままだった。そこにあきらがやってくる。あきらは、会社に泊まるというのぞみの為に着替えを持ってきたのだが、上田にアルバイトと勘違いされてお遣いに行っていたのだ。
そこに黙って家を出て行ったあきらを心配して耕平がのぞみの所に相談しに来るが、そこであきらと会い耕平は安心するのだった。
あきらに興味を持った馬場は、あきらと握手をして挨拶をする。人の心が読める力を持つあきらは、堀口の事件の事を知り一緒に取材に行きたいというが、のぞみは反対をする。
のぞみはもう1度西条に会って堀口の居場所を聞くが、西条は教えてくれない。そこにあきらと耕平が現れ、あきらは力を使って堀口の居場所を突き止める。堀口は、西条の家に居たのだ。
新聞記者ののぞみが来るという事で、西条の家に預けられていた健太郎は堀口に隠れる様に言うが、堀口はのぞみと会う。のぞみは、堀口に島崎を殴ったのは堀口なのか聞くと容疑をあっさり認めてしまう。その上、全日鉄の監督も辞めると言う。
のぞみに居場所を突き止められたという事は、他の記者も来る可能性がある。健太郎の事を心配した堀口は対策を考えていた。そこにのぞみは、「健太郎を家で預からせてほしい」っと申し出るのだった。好きな人の役に立ちたかったからだ。最初は断る堀口だったが、健太郎はのぞみの家に行く事を決め来る事になった。
健太郎を預かる事になり最初は困惑する結子だったが、すぐに打ち解けあう。
翌朝、麻子が15年ぶりに帰ってくる。結子はすぐにのぞみとあきらに知らせるが・・・



八月納涼歌舞伎第二部 浮かれ心中/弥生の花浅草祭

会場

歌舞伎座

ごちになりました、ありがと〜〜♪
出演者 勘九朗/橋之助/弥十郎/十蔵/獅童/亀蔵/高麗蔵/扇雀/福助
勘太郎/七之助

第二部・浮かれ心中、
     四変化弥生の花浅草祭 〔神功皇后と武内宿禰、三社祭、通人・野暮大尽、石橋〕

『浮かれ心中』・・・人を笑わせ、世間をアッと言わせる、山東京伝のような戯作者になりたい。が、そんな才能は到底なさそうな深川の材木問屋の跡取り息子栄次郎(勘九朗)は、自分から親を感動してみたり、役人に賄賂を渡して手鎖三日の刑を受けたりと、自らスキャンダルをねつ造して、戯作のネタの話題づくりにいそしむ日々、次は手鎖のまま心中だと、極め付きの大茶番に打って出たまでは、よかったのですが・・・。原作は、井上ひさしの直木賞受賞作『手鎖心中』。主人公のとぼけた所業で笑わせながら、ドキッとする結末が用意されています。それでも最後は、ネズミの背にまたがり「ちゅう乗り」でそらを飛ぶ栄次郎。満場をアッと言わせて、本望を遂げるのです。

『弥生の花浅草祭』・・・漁師二人が、悪玉と善玉となって、激しくも軽快に踊り抜く「三社祭」。もともとこの作品は四変化舞踏で、この前に三社祭の山車の人形に扮する荘重な「神功皇后と武内宿禰の場」、後ろにコミカルな「通人と野暮大尽の場」と、獅子の精になって雄壮な毛振りを見せる「石橋の場」がついていました。かつて踊りの巧者の富十郎と勘九朗のコンビで湧かせたこの“舞踏のトライアスロン”に、今回は勘太郎と七之助が、初めて挑戦します。

去年初めて歌舞伎を観ましたが、その時はつい睡魔に襲われてしまいました、今回もまた寝ちゃうんじゃないか・・・と心配いたしましたが、『浮かれ心中』はセリフもはっきりしていたし、何よりも喜劇で面白い、初めて観る歌舞伎が(歌舞伎というイメージが薄いのですが)これだったら、きっと病み付きになってしまうかも。栄次郎役の勘九郎さんが、とにかく楽しませてくださいます、アドリブが多々有り面白かった〜。女房のおすずさんとの夫婦喧嘩の場面は大笑い、そしてラストのちゅう乗りでは会場大盛り上がりでした。

踊りの『四変化弥生の花浅草祭』は、七之助・勘太郎兄弟が息のあった踊りを見せてくださいました、しかし大きくなるの早いですねぇ〜。
若さにあふれたキラキラした踊り、こちらも寝る暇なかったです。



ククラチョフ世界でたった一つの猫劇場『ネコ大運動会』

会場

ル テアトル銀座

5000円税込み

寒いモスクワの公園に
一匹の子猫が捨てられていた。
サーカス団のピエロだった
ククラチョフおじさんは
その子猫を家につれて帰った。
これから始まるのは
その小さなパートナー達が
巻き起こしたストーリー

30 匹のネコと5 匹の犬とピエロ達の物語。

早めに予約したので、席は前から2列目、ネコのように小さいものを観るには、やっぱり前の席じゃないとね、おかげで目の前で可愛いネコちゃんを見ることが出来たし、ククラチョフさん猫を客席まで連れて来てくださったので触る事も出来ました♪

始まりとともにネコちゃん達が走り回り舞台の袖から袖に・・・もうそれだけで身を乗り出して喜んでしまった私。猫に芸をさせるのではなく、猫と遊びながら舞台を作っているというククラチョフさん、猫の特徴や癖を見極めて、足にまとわりつく癖のある猫には、足の間を交互に繰り出す間を通り抜けする芸を、鍋の中に入る事が好きな猫にはその芸を・・・という感じ。確かに猫は嫌な事は絶対しない生き物だし、楽しい!と感じなければあんなにおシッポをピンと立てて舞台なんて立ちませんよね。

ネコちゃんの芸の中でも逆立ちをする猫にはびっくり、うちの猫でどうやっても身体がぐにゃ〜〜っとなってやってくれません^^; その逆立ち猫は身体ピーンと伸ばして綺麗な逆立ちを見せてくれました。
鉄棒猫も生を見たよ〜幸せ。
途中で左端の止まり木にいた三毛猫ちゃんが、止まり木の上で下のヒモでじゃれ始めたんです、中央で芸をしているのにどうしても端の三毛猫ちゃんに目が行ってしまって^^; じゃれて止まり木の上から滑り落ちたりするんだもんなぁ〜可愛すぎる(笑)
人間も芸をします、軟体動物のような女性、あまりにも身体が柔らかいので、見ていて途中で気持ち悪くなってしまったほどでした。
猫以外に犬も頑張っていましたよ。
1時間半、猫三昧楽しい時間でした。


それにしてもククラチョフさんはサービス満点な方です、開演前・休憩中・終了後とロビーに出てきてビデオ・パンフレットを購入した方にサインをしてくださいました。私もしっかりいただいてきました〜。
サービス満点というより商売上手?なのかな。



バレエ「くるみ割り人形」

会場

サンシティ越谷市民大ホール

ごちになりました、うぅさんきゅ♪
藤原バレエスクール20回記念公演
出演 バレエ:藤原まどか、相羽源氏(賛助)他
管弦楽:越谷市民交響楽団
合唱:春日部児童合唱団、はじめのいっぽ
指揮:山崎 茂
曲目 チャイコフスキー/くるみ割り人形

舞台は華やかで、衣装を見ているだけでも綺麗で楽しかった、クララ役の子供がにこにこ、すごく可愛くて上手だったし、とても小さい子供まで元気に舞台を勤めていました。
オーケストラを従えてのバレエの舞台、出演した子供達にとって良い思い出になったことでしょうね。



特装刑事マンVSパンナ国の王子/Dear Friends

会場

新宿サニーサイドシアター

2000円(ドリンク付き)
出演者 斎木香里/藤篠ますみ/和田慎太郎/岩瀬裕二/大岩大吾朗

第一部は星野睦子さんのアルバムから『Dear Friends』を舞台化、歌は実話を元の書いたという事。
第二部は特装刑事マン、特捜刑事マンとは凶悪犯罪に対抗すべく警視庁が開発した防弾・防毒・耐火等あらゆる外的から身を守り円滑のに犯罪処理できる特殊装備で、携帯用パトライトを頭にのせることで瞬時に着用できる強化服なのだ。しかしその性能とは裏腹にキャラクター性を重視したデザインに警察官の中でも刑事マンに志願する者は少なく、その数は全国でも十数名ほどだった。 桜木 遥は、1ヶ月前、交通課から刑事マンになったばかりの新米で毎日失敗の連続だが、持ち前の明るさとガッツで日夜はりきって刑事マンをしていた。

手軽にお芝居を見せる事が出来たら、大道芸のように役者が活躍する場所があったら・・・という事で企画された舞台です、友人が出演しているの観に行って来ました。一言言わせていただければ、手軽に見れるのはうれしい事ですが、いかんせんイスが悪すぎる、1時間でもお尻痛くなってしまいました。手軽よりも出来たら見せてくださる環境をもっと整えて欲しいかな。



夜会 vol.12 ウィンター・ガーデン

会場

Bunkamura シアターコクーン

15000円
出演者 中島みゆき/香坂千晶/佐野 登

北限の地。

不動産屋にまんまと騙され、
女が手に入れた終(つい)の住処は、
風すさぶ湿原に忽然と建つ、
廃屋だった。

妖しく脆いガラスの廃屋。

傍らに佇む槲(かしわ)の樹影が、
淡々と時を刻む。

住みついていたのは、
主の知れない犬一匹。


今回の夜会は2年前に行われた「ウインター・ガーデンの再演という事です、前回は女役を谷山ひろこさんが演じたという事ですが、今回は香坂千晶さん元宝塚の方だそうです。
開演5分前くらいかな、舞台ではうごめくものが・・・犬に扮した中島さんでした、そして開演。芝居と詩と曲で構成された舞台、不動産屋に騙されとんでもない家を購入し恋人を待ち続ける“女”に香坂千晶さん、“かしわの樹”の語りに佐野登さん、そして家に住みついている“犬”の中島みゆきさんの3人舞台。その他には声のみの出演の方はいらっしゃいましたが。

1幕は話が見えなかったという事もあるのですが、途中で眠気を誘われてしまいました^^; でも、休憩のあとの2幕は話の内容もわかってきたし、歌も多くなってきたのでどんどん舞台にひきつけられてきました。中島みゆきさんの声量には本当にびっくりさせられます、寝転んでいても変な体勢でいても、ちゃんと声が出てるんですよね、それも情感たっぷり。心に響いてくる歌声はやっぱりすごい。特に最後1〜2曲の歌を聞いただけで15000円惜しくない!と思ったほどでした。
開演は8時から、始まりが遅いので帰りかなり遅くなってしまいました。



北区内田康夫ミステリー文学賞 授賞式・記念イベント

会場

北トピア

往復ハガキ代100円
出演者 内田先生/榎木孝明さん/中村俊介さん

ミステリー文学賞は187点の応募作品の中から選ばれた、佳作・区長賞・大賞を受賞された3名の方の授賞式、大賞作品は汐見薫さんの『黒い服の未亡人』で、3月15日発売の実業之日本社発行の「J−novel」に掲載されるそうです。

休憩15分をはさんで、内田先生、榎木孝明さん、中村俊介さんと司会の河合さんの4人によるトークショー「浅見光彦が語る浅見光彦」がありました。
約1時間、とても楽しいお話を聞かせていただきました、中村さんのデビュー作は榎木さんとの競演だったという事で、3〜4年前から榎木さんは中村さんが次の浅見だったら良いな〜と思っていた一人だったそうです。

映画好きの私は、やっぱり映画の話に耳がいってしまいます、榎木さんは陶芸家板谷波山の映画『HAZAN 陶芸の光の下に』を撮られていらっしゃるという事で、、公開は秋の予定という事。
その前に5月頃、イラン・日本合作映画『風の絨毯』も上映されます。
この映画は映画館の予告でも観ていて、面白そうだと思っていたのですが、イランでの撮りは、台本もほとんどなく、その場で作っていくようなものだったそうです。監督さん曰く、言葉は生き物だから・・・。

中村俊介さんは、やはり秋に陣内孝則さんの若い頃を描いた映画、『ROCKERS』が公開される予定だそうです。
次回の浅見シリーズは『日蓮〜』という事で、今撮りに入ってるらしいです、楽しみですね。

最後に抽選会、もちろん今日のイベントに当たった事で、運を使い果たした私は何も当たりませんでした。



奇跡の人
Bunkamuraシアターコクーン 8400円税込み(チケット)
1500円(パンフレット)
出演者 大竹しのぶ/鈴木杏/

◆STORY…
1歳半のときに原因不明の高熱を出し音・光を失ってしまった少女ヘレン・ケラー。
三重苦という閉ざされた世界の中を生きるがゆえ、家族に甘やかされ、わがまま放題に育てられたヘレンを目の前に、なす術のなくなった一家が呼び寄せたのが若干20歳のアニー・サリバンだった。
彼女は盲学校の卒業生で天涯孤独であったが、自立という目的に向かってはじめて舞い込んできたヘレンの家庭教師という仕事に果敢に挑もうとしていた。しかし、わがまま放題に育てられたヘレンとなかなか向かい合うことさえできない。
また、ケラー一家からも疎まれてしまうこともしばしばだったが、それでもあきらめずに必死にヘレンと向かい合おうとするアニーの姿にケラー家の人たちも次第に心を開いていく。
しかし、肝心のヘレンはなかなかアニーに心を開かない。そこで彼女がとった手段は離れの家でヘレンと二人きりで2週間過ごすことだった。2週間後、一見おとなしくなったように見えたヘレンであったがそれはうわべだけでアニーの必死の教育「物に名前があること」を理解できないヘレン… やりきれない思いで2週間を終えたアニーはヘレンを家に戻すが家に戻ったとたんにヘレンは食卓でナプキンをはずし床に投げつける。そんな彼女を庭に連れ出したアニーは…

大昔、市原悦子さんがサリバン、荻野目慶子さんがヘレンの役を演じた舞台を観た事があります、あの時は荻野目さん中学生くらいだったけど、ものすごくうまくて私にはこの舞台は衝撃的でした。
実は、ガラスの仮面大好き人間の私は、この舞台マンガで何度も読み返しました、
笑っちゃう程、舞台とマンガそっくりなんですよね(笑)
ってそういう台本なんだけど。

今回のこの舞台、やっぱり主役のお二人演技派ですね、
ヘレンとサリバンの戦いがとても迫力がありました。
最後のシーン、うぉーたーーーではつい涙が・・・



いなくてもいい人

劇団

劇団ダンダンブエノ
会場 全労済ホール スペース・ゼロ 5300円税別(チケット)
800円(パンフレット)
振付・演出 井手茂太
音楽・出演 たま(知久寿焼/石川浩司/滝本晃司)
出演者 秋山菜津子/金沢碧/竹内都子/松浦和香子/依田朋子/
近藤芳正/酒井敏也/山西惇

今回の公演はお芝居でもミュージカルでもありません。イデビアン・クルー井手茂太の斬新な振付・演出と、稀有な才能を持つバンド「たま」の生演奏によって、役者たちが肉体を中心に表現していくトライアルダンス公演です。…が、実のところ「いなくてもいい人」は演劇公演でもあります。これは、言葉によるセリフの代わりに、ダンスという使い慣れない武器を得た役者たちの、肉体と音楽によるどこか妙なドラマなのです。

ダンス公演と言っても、多分芝居も入ってくるんだろうと思っていたら、
最初から最後までほんとにダンス(?)でした。
たまの音楽にのせて、コミカルな動き(ダンスというのかな?)
ちょっと風変わりで、他では観る事の出来ない舞台、
不思議でおかしくて、そして意味が全然わからなくて・・・
でも想像しながら見ているといろんな解釈が出来てまたそれが楽しかったです。

それにしても運動量はすごかった!



青ひげ公の城

会場

パルコ劇場

7500円税込み(チケット)
1500円(パンフレット)
台本・詞 寺山修司
演出・音楽 J.A.シーザー
出演者 三上博史/荻野目慶子/秋山菜津子/河原雅彦/佐藤誓/FLIP FLAP/蘭妖子/根本豊/井内俊一 

中世フランスの青ひげ公の城に、迷い込んだ女優志願の少女。次々と現れる青ひげの妻と称する女優たち。幻想と現実の交錯する舞台裏で、次々に起こるオペラの殺人。

舞台、魔術音楽劇『青ひげ公の城』を観て来ました、
これは寺山修司没後20年/パルコ劇場30周年記念公演です。

最初から大きな音楽でびっくり、舞台の上では出演者の踊り、
小さな明かり(火?)をつけたり消したり幻想的なシーンで始まりました。

一転、現実の世界へ・・・
『青ひげ公の城』の舞台のオーディションに受かった、
青ひげの7人目の妻の役の少女が劇場に訪れ、舞台監督とのやり取りがあります。

青ひげ公の1番目の妻(荻野目慶子)の入浴シーン、
2番目の妻(三上博史)が7番目の妻役(藤岡杏)をいじめるシーン、
セルロイドの人形を青ひげ公の子供だという3番目の妻(浅井美保)は
オペラで子供を亡くした悲しさを表現、
鏡の中から現れる4番目の妻(三咲レア)はバレエを披露、
5番目の妻(秋山菜津子)はお金に困っているようで、
高島屋の集金係りが来た時に、芝居のセリフで煙に巻く。
6番目の妻(沙智)は不死の人形、
彼女はモデルさんなので、舞台の端から端まで、
モデル歩きをしてくれる(笑)

とても不思議な舞台でした、現実と虚構が入り乱れた世界。
7番目の妻役は、消えた兄を探すためこのオーディションを受け、
この舞台に隠された謎を追おうとする。
これは現実の部分だけど、
そのシーンのすぐ後で魔術師が出てきたり、
現実と虚構の間をいったり来たり、とても不思議な舞台でした。

この妻達のほかにも、
アリスとテレス(双子のYUKO・AIKO)
さすが双子息がぴったり可愛くて、今回一番のお気に入り。

それにしてもテンコ盛り、
オペラ有り魔術あり、バレエらしき踊りあり、モデル有り、
舞台の裏方さん達もみんな、変な化粧してるし、
正体不明の長身の人もいる(多分下に人が入ってる)
それに衣装が華やかで妖しくて不思議で、
衣装を見るだけでも楽しめる舞台でした。



オケピ!

会場

青山劇場

S席10500円
2000円(パンフレット)
作・演出 三谷幸喜
音楽 服部隆之
出演者

白井晃/天海祐希/戸田恵子/川平慈英/小日向文世/瀬戸カトリーヌ/寺脇康文/小林隆/相島一之/温水洋一/小橋賢児/岡田誠/布施明


舞台はミュージカルを上演中のオーケストラ・ピット。そこには、ミュージカルの裏方である指揮者(コンダクター)と、個性的な12人の演奏者がいた。ミュージカル本番中に起こる数々のアクシデント。その事件にまつわる演奏者たちの複雑な人間関係が…。
アクシデントを無事に乗り越え、バラバラになりかけたオーケストラは、ひとつにまとまり美しいメロディーを奏でることができるのか!?



謎の下宿人〜サンセット・アパート

会場

PARCO劇場

8000円税込み
1500円(パンフレット)
鈴木聡
演出 山田和也
出演者 稲垣吾郎/佐藤仁美/松金よね子/羽場裕一/平田満

「ラッパ屋」を率いる鈴木聡の最新作。レトロな雰囲気の下宿を舞台に繰り広げる、ひと癖もふた癖もある下宿人たちの物語



越中おわら風の盆 風のなごり

会場

新橋演舞場

ごちになりました♪
1200円(パンフレット)
金子成人
演出 西川信廣
出演者 風間杜夫/多岐川裕美/匠ひびき/大河内奈々子/仁科克基/紅貴代/梅津栄/鴫原桂/藤本隆宏/上杉祥三/波乃久里子

昭和35年―
入江俊太郎(風間杜夫)は、赤坂の料亭の跡取り息子で、新内の名手でもあったが、5,6年前に店はつぶれ、新内の三味線もそれ以来持つこともなくなっていた。 入江は、西野舞子(匠ひびき)という踊り子のマネージメントをしながら、地方を回っていた。巡業とは表向き、実は借金取りから逃げ回っているのだ。
ある時、入江は富山の八尾の「清風荘」という旅館にいた。女将は藤川綾乃(波乃久里子)といい、実父順之助(梅津栄)と娘の由紀(大河内奈々子)と暮らしていた。 同じ八尾で、幸原琴子(多岐川裕美)は、一人で和紙を漉き、人々に胡弓を教えていた。
ばったり再会した俊太郎と琴子。実は二人は東京で恋人同士だったのだが、それぞれの家の事情で別れたのだった。それぞれ複雑な思いを胸に秘めたまま年月は経っていた。決着をつけられなかった過去を持つ二人の思いが、八尾の街で交錯する。

「風のなごり」には新内仲三郎も出演し、新内を披露するほか、「風の盆VS新内流し」も劇中上演されます。
 山間の農村の風除け、風鎮めの祭りである風の盆でうたわれるおわら節、そして江戸の遊里で育まれた新内。使う楽器も胡弓と三味線。両者あいまって生まれる情緒纏綿たる究極のコラボレーションが、演劇の世界の高まりとともに繰り広げられます。

なんと一番前の席、こんな経験はあまり出来ないのでうれしかったです。
出演は昔すごくファンだった多岐川裕美さん、
一時期憧れて服装とかマネをしたものです(笑)
それにしても相変わらずお美しい。

舞台はしっとりとした大人のラブストーリー、
新内流しと風の盆のおわら節、内容にぴったりハマっていて、
懐かしさのような物悲しさのような、なんとも情緒あふれるそんな舞台でした。
最後はそれぞれの旅立ちが前向きに描かれていてとても良かったです。
それにしてもこの舞台、年齢層が高かった〜。



ユーミン「シャングリラU」

会場

国立代々木競技場第一体育館

S席11500円

 曲目

 1.LOVE WARS    
 2.Delphine (KATHMANDU)
 3.砂の惑星     
 4.Glory Birdland  
 5.ずっとそばに  
 6.輪舞曲                  
 7.夢の中で〜                  
 8.ダイアモンドの街角            
 9.かんらん車            
10.リフレインが叫んでる              
11.WANDERERS                   
12.二人のパイレーツ              
13.Nobody Else     
14.Happy Birthday to You        
15.航海日誌                   
16.SHANGRILAをめざせ          
― アンコール ―
17.Sweet Dreams                  
18.雪月花                     

「シャングリラ号を追って氷の世界を旅する」というストーリー、
サーカスとアイスショーとバレエとコンサートを融合させたショーでした。
今回のユーミンは、シャングリラ号の難破船の甲板か、
リンクの前の方で歌う事が多かったです。
2年前の『acacia』では、
ユーミンはクルクルステージを四方八方歌い踊り走り回っていましたが、
今回はあまり動きはなかった、
イメージとしては、サーカス&アイスショーを、
ユーミンの曲で見ているって感じでした。
圧巻なのは空中ブランコ、
何度も何度も行ったり来たり、目が回らなかったかしら(笑)

舞台は神秘的、真ん中には大きな氷のリンク、
そこでアイスショーにサーカスが、
ユーミンの歌とともに繰り広げられる。
全般的にライトとレーザーの使い方がうまいです。

きれいだな〜と思ったのはアイススケート、
2曲目では4人のスケーターが大きな白い布を持ち、
その周りを1人のスケーターの方が踊り舞います。
スモークもたいていたので、幻想的で綺麗でうっとりしてしまいました。
あと、空中バレエも素敵だった〜、

難点は、私には何度か出てきた4人のクラウンの
パフォーマンスに魅力を感じなくて、
この方達の芝居になると眠気を誘われてしまいました(~_~;)
多分、もっと前の方の席で、
良く見えたら違う感想を持ったのでしょうが、
なにせ先行で取ったのに、席が後ろ過ぎ。

一番私が盛り上がったのが、
好きな曲『かんらん車』の場面、
これを聞けただけで11500円高くない!と思ってしまった。
全2時間40分、
最後にメンバー紹介をされたのですが、
ロシアの方の難しい名前を、ユーミンは全員覚えて、
名前を呼んでいたんです。
多分30人以上はいたと思うのだけど・・・
カタカナ名が苦手な私には、ユーミンってすごすぎ!