2003映画3月

映画名 監督 ジャンル(制作国/制作年)
ROUND1 山田大樹 アクション(日本・韓国2002)
ダークネス ジャウマ・バラゲロ ホラー(スペイン2002)
007/ダイ・アナザー・デイ リー・タマホリ アクション・サスペンス(アメリカ・イギリス2002)
リロ&スティッチ クリス・サンダース/ディーン・デュボア アニメーション(アメリカ2002)
タキシード ケヴィン・ドノヴァン アクション(アメリカ2002)
デアデビル マーク・スティーヴン・ジョンソン アクション(アメリカ2003)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン スティーブン・スピルバーグ ドラマ(アメリカ2002)
ボイス アン・ビョンギ ホラー(韓国2002)
ピノッキオ ロベルト・ベニーニ ファンタジー(イタリア・アメリカ2002)
映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い 芝山努 アニメーション(日本2003)
Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン 渡辺歩 アニメーション(日本2003)
人生は、時々晴れ マイク・リー ドラマ(イギリス・フランス2002)
アナライズ・ユー ハロルド・ライミス コメディ(アメリカ2002)





ROUND1

2002年/日本・韓国/アクション/104分
監督 山田大樹
出演者 畑山隆則/ソン・ソンミ/西村和彦/中原丈雄/夏木陽介
配給 アスミック・エース エンタテインメント 

韓国に渡った俳優志望のトッポ(畑山隆則)だが、なぜか韓国ヤクザのパク組の用心棒に。しかしホンモノのヤクザの抗争に恐れをなし、トッポはうまく組員たちをだまして横浜へと舞い戻る。そこで友人のダンディ(西村和彦)に誘われ、今度はダマしのプロの道へと足を踏み入れる。さらにダンディが「サギの神様」とあおぐ拝(中原丈雄)から、30億円を奪い取る大仕事を打つチームの一員に誘われたトッポ。ハメる相手は不動産サギで悪どく金を稼ぐ田島だ。果たして結果はいかに?

3/4(AMCイクスピアリ16)
★★★

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ダークネス

2002年/スペイン/ホラー/102分
監督 ジャウマ・バラゲロ(『ネイムレス 無名恐怖』) 
出演者 レジーナ:アンナ・パキン
メアリー:レナ・オリン
マーク:イアン・グレン
アルベルト:ジャンカルロ・ジャンニーニ
カルロス:フェレ・マルティネス
ポール:ステファン・エンキスト
配給 ギャガ=ヒューマックス 

レジーナ(アンナ・パキン)の家族は、神経症の父、マーク(イアン・グレン)の療養のため、祖父のアルベルト(ジャンカルロ・ジャンニーニ)が暮らすスペイン郊外の町へと引っ越してきた。その日から、幼い弟、ポールが暗闇を怖がり始め、穏やかだったマークの病状にも異変が起こり始める。ある日、ポールが描いた、喉を切られた子供たちの絵を見て不安を覚えたレジーナは、この家について調べ始める。そこには、40年前に7人の子供が行方不明になった謎の事件があった。

3/5(ワーナーマイカル市川妙典)
★★★
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007/ダイ・アナザー・デイ

2002年/イギリス・アメリカ/アクション・サスペンス/123分
監督 リー・タマホリ(『狼たちの街』『ザ・ワイルド』『スパイダー』) 
出演者 ジェームズ・ボンド:ピアース・ブロスナン
ジンクス:ハル・ベリー
グスタフ・グレーヴス:トビー・スティーヴンス
ミランダ・フロスト:ロザムンド・パイク
ザオ:リック・ユーン
M:ジュディ・デンチ
Q:ジョン・クリース
ファルコ:マイケル・マドセン
ムーン大佐:ウィル・ユン・リー
ムーン将軍:ケネス・ツァン
ラウル:エミリオ・エチェヴァリア
ブラッド:マイケル・ゴレヴォイ
配給 20世紀フォックス 

朝鮮半島の軍事境界線。北側のムーン大佐暗殺任務で捕えられたジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)は、監禁され激しい拷問を受ける。14ヵ月後、ボンドはムーン大佐の部下、ザオと交換され釈放された。しかし、自由の身となったボンドは諜報部員の資格を剥奪されてしまう。自らの名誉を守るため、ボンドはひとり、ザオを追ってキューバへと飛んだ。そこでボンドは、NSAのエージェント、ジンクス(ハル・ベリー)と出会う。ザオに逃げられた2人は、その場に残されたダイヤモンドの持ち主、グスタフ・グレーブスを探り始める。

今回で40周年20作品目だそうだ、私はその中でいくつ観ただろう。
マドンナの曲でのオープニングの拷問シーン、映像とテンポの良い曲がとてもあっていました。
ボンド・ガールのハル・ベリーの登場シーン、映画予告でも出ていましたが・・・セクシーで印象に残りました。アクションシーンは結構楽しめる、絶対これで死んじゃうよね〜というシーンが何度かあって、こんな絶体絶命のピンチから、どう脱するんだ?と興味深く観ました。ストーリーも面白かったし。

一番なんだこりゃ?と思ったシーンは、あれだけハイテクを駆使しているのに、フェンス切るのにペンチですかい?という所でした、絶対変〜〜(笑)
3/10(ワーナーマイカル市川妙典)
★★★★
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リロ&スティッチ

2002年/アメリカ/アニメーション/86分
監督 クリス・サンダース/ディーン・デュボア(本作が初監督作)
声の出演 リロ:ダヴェイ・チェイス
スティッチ:クリス・サンダース
ナニ:ティア・カレル
コブラ・バブルス:ヴィング・レイムズ
ジャンバ:デイヴィツド・オグデン・スティアーズ
プリークリー:ケヴィン・マクドナルド
デイヴィッド:ジェイソン・スコット・リー
議長:ゾイ・カルドウェル
ガントゥ大尉:ケヴィン・マイケル・リチャードソン
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル 

遠い銀河の彼方。遺伝子操作で生まれた生物626号は、議会によって違法とされ追放された…。そして地球、ハワイのカウアイ島。姉のナニと2人で暮らす5歳の少女リロは、寂しさからいたずらばかり繰り返す日々。そんなリロのため、ナニはペットを飼うことに。不思議な「犬」を買い受けたリロは、彼をスティッチと名づける。このスティッチこそ、宇宙から逃亡したエイリアンだった! 目に付くものすべて壊してしまうスティッチは、リロたちと触れ合ううちに、知らなかった人間の愛を学んでいく。

3/14(AMCイクスピアリ16)
★★★
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タキシード

2002年/アメリカ/アクション/98分
監督 ケヴィン・ドノヴァン
出演者 ジャッキー・チェン/ジェニファー・ラヴ・ヒューイット/ジェイソン・アイザックス/デビ・メイザー/リッチー・コスター 
配給 UIP映画 

タクシー運転手から謎の億万長者、デヴリンのお抱え運転手に転じたジミー(ジャッキー・チェン)には、守らなければならない絶対のルールがあった。それは、デヴリンのタキシードに触れてはいけないということ。ところが、何者かに命を狙われたデヴリンの代わりにタキシードを身に付けたジミーは、凄腕のスパイに大変身し、CSAの新米女性エージェント、デル(ジェニファー・ラヴ・ヒューイット)と共に、恐るべき陰謀を暴いていく、危険な任務につく羽目に…。

3/17(ワーナーマイカル市川妙典)
★★★
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デアデビル

2003/アメリカ/アクション/1時間43分
監督・脚本 マーク・スティーヴン・ジョンソン(『オウエンのために祈りを』『サイモン・バーチ』)
出演者 ベン・アフレック/ジェニファー・ガーナー/マイケル・クラーク・ダンカン/コリン・ファレル/ジョン・ファヴロー/スコット・テラ/エレン・ポンピオ/ジョー・パントリアーノ/リーランド・オーサー/レニー・ロフティン/デヴィッド・キース
配給 20世紀フォックス 

マンハッタンに暮らす12歳のマットは、事故で視力を失うが、その反動で残りの感覚が超人的に発達した。ある日、ボクサーの父が八百長を断り、何者かに殺されてしまう。マットは、哀しみの中で復讐を誓った。時が流れ、弁護士となったマット。彼のもうひとつの顔は、法を逃れた悪人を裁くデアデビル。ある日マットは、美しい女性エレクトラと出会い恋に落ちる。しかしその頃、街を仕切る謎の悪党キングピンが、海運王であるエレクトラの父に、殺し屋ブルズアイを送り込んでいた。

ネタバレ

1964年に生まれたコミックデアデビルの映画化

『スパイダーマン』を上回るとチラシに書かれていましたが、なんでやねん!と突っ込みたくなりました。スパイダーマンは愛する人と子供達が乗ったケーブルカーどちらを取るかと決断を迫られた時に、ちゃんと両方救ったもの。スパイダーマンは守りたい人をちゃんと守った、それこそヒーローだと私は思うのだが。守りたい人を守れないデアデビルっていったい・・・^^;

とはいえ、スパイダーマンは超能力を与えられたわけだし、ちょっとくらい無理だろと思うようなことでも出来ちゃうのかもしれない。この『デアデビル』は視力を失った反動で他の感覚が超人的に(これも超能力の一種だとは思うけど)発達し、それに肉体改造のトレーニングをして、ヒーローになった人間だから出来る事に限界はあるのかも。昼は弁護士夜はデアデビル、正義という名のもとに頑張ってるんだけど、それがどうもうまく受け入れてもらえず悩む様はスパイダーマンと通ずるところはある。

ヒロインのエレクトラ役の“ジェニファー・ガーナー”、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」にはフランクと一夜をともにする役で出演されていましたが、デアデビルではキレのあるアクションを見せていてカッコよかった。

盲目になったけど、彼には、“レーダーセンス”によってものが見える、音に反応してそのものが見えるのだ。その映像がかなり素晴らしいし、盲目なのにものが見えるという話に無理がありませんでした。

3/19(よみうりホール)試写会
★★★
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

2002年/アメリカ/ドラマ/140分
監督 スティーブン・スピルバーグ 
原作 フランク・W・アパクネイル/スタン・レディング
脚本 ジェフ・ネイサンソン
出演者 トム・ハンクス/レオナルド・ディカプリオ/クリストファー・ウォーケン/マーティン・シーン/ナタリー・バイ/ジェームズ・ブローリン 
配給 UIP映画

1960年代。16歳のフランク・アバグネイルJr.(レオナルド・ディカプリオ)の人生は、両親の離婚によって狂ってしまう。彼はショックで家を飛び出し、生きる為に、偽造小切手を作ることを思いつく。まだ16歳のフランクにとって人から信頼を得ることは皆無に等しかったが、パイロットという肩書きが無条件に人の信頼を得ることを知る。銀行の顧客係もホテルのフロントももちろん女性達も。しかしFBIの捜査官ハンラティ(トム・ハンクス)だけは、彼の手口に気付き、着々とアバグネイルとの距離を縮めていった…。

3/21(AMCイクスピアリ16)
★★★★
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ボイス

2002年/韓国/ホラー/102分
監督 アン・ビョンギ(『ナイトメア』) 
出演者 ハ・ジウォン/キム・ユミ/チェ・ウジェ/チェ・ジヨン/ウン・ソウ
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル 

ジャーナリストのジウォンは、援助交際の記事を手がけたことから脅迫電話を受けていた。親友のホジュンと、彼女の夫チャンフンの勧めで、夫婦の別宅に移り住んだジウォンは、身の安全のため携帯電話の番号を変えた。数日後、まだ誰も知らないはずの携帯が鳴り、偶然、ホジュンの幼い娘ヨンジュが電話に出てしまう。ヨンジュは恐怖の表情で絶叫し、それ以降、異常な行動をとるようになる。度重なる怪奇現象に異変を感じたジウォンは、携帯電話の前の持ち主を調べ始めた…。

ネタバレあり

とっても怖い映画のスニークプレビューという事でドキドキしながら会場へ・・・思ったとおり『ボイス』、
しかし思ったほど怖くなく助かりました(笑)
それでも怖がりの私は帰りマンションのエレベーターに乗れず階段で部屋へ(~_~;) おまけに髪を洗う時に眼をつぶらなきゃならないのでシャンプーなし、ついでに寝る時TVつけて寝ました(怖くないと言いながら思いっきり怖がってる)。

映像的には怖い場面はあります、でも、出るぞ出るぞととその場面は想像出来ちゃうので心の準備は出来るかも。ヨンジョ役の子役ウン・ソウの演技は鬼気迫って怖いくらい、1996年生まれだというので撮影時6歳?良く6歳の子にあんなすごい演技が出来たなと感心してしまいました。この子を見るだけでも観て良かったと思うかも?対して主演のハ・ジウォンは個性が乏しく印象に残らない。

話の流れが・・・
結局ドロドロ愛憎劇の末の現象だったわけだけど、なぜその番号の携帯を持った関係のない人たちが犠牲になってしまったのかいまいちすっきりしない。あのラストだったら関係のない人達が犠牲になった意味がわからない。それとも怒りで見境なくなってしまったのだろうか、リングもそうだもんね、ビデオ見た人が犠牲になってしまったし。

3/21(九段会館)試写会
★★★
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ピノッキオ

2002年/イタリア・アメリカ/ファンタジー/111分
監督 ロベルト・ベニーニ(『ロベルト・ベニーニのMr.モンスター』『ライフ・イズ・ビューティフル』) 
原作 カルロ・コッローディ
出演者 ピノッキオ:ロベルト・ベニーニ
青い妖精:ニコレッタ・ブラスキ
ジェペット:カルロ・ジュフレ
メドーロ:ミーノ・ベッレイ
物を言うコオロギ:ペッペ・バーラ
ルシーニョロ:キム・ロッシ・スチュアート
人形一座の火喰い親方:フランコ・イァヴァローネ
キツネ:マックス・カヴァラリ
ネコ:ブルーノ・アレーナ
サルの裁判官:コルラード・パニ
おもちゃの国のバターマン:ルイス・モルテーニ
サーカス団長:アレッサンドロ・ベルゴンゾーニ
配給 アスミック・エース

生誕120周年を迎えたピノッキオの映画化。

ジェッペット爺さんは、丸太で作った人形にピノッキオと名をつけた。言葉を話し元気に動き回るピノッキオ(ロベルト・ベニーニ)に、ジェッペット爺さんは、自分の上着を売って教科書を買ってやる。しかしピノッキオは、学校へ行く途中、操り人形劇を見るために教科書を売ってしまった。舞台に上がり、劇を台無しにしたピノッキオ。怒った劇団の親方は、ピノッキオを捕まえた。嘘八百を並べ立て、命とともに金貨を手にしたピノッキオ。しかし、そんな彼に悪巧みをする狐と猫が近づいてくる…。

私は50歳。今ではジェッペット爺さんを演じられるほどの年になりました。
でも、皆さんが映画をご覧になる時、私がスクリーンに登場して10秒後には、きっと私のことを“ピノッキオ”だと感じていただけるでしょう。これは私にとって“神様からの贈り物”です。
そう思って“自分の体”で演じたかったのです。いつまでも、誰の中にもある子供のような「心」をもって。−ロベルト・ベニーニのメッセージより−

初めから最後までしゃべりまくりテンションが高くて疲れました^^; 最後まで私にはロベルト・ベニーニが木彫りの操り人形「ピノッキオ」には見えなくて、もう夢を忘れてしまった大人になってしまったのだなぁ〜と考えながら帰ってきましたが、いやいや、あれをピノッキオだと思えという方が間違い!童話の世界、子供の役を大人がそれも50歳の方がするのはキツイです。
ベニーニの奥さまのニコレッタ・ブラスキの青い妖精ですが、見た時結構歳かな?と思いましたが42歳なんですね、もう少し若く見えました、さすが女優さん背筋がぴんとしてシルエットなんか素敵、綺麗でした。
3/25(AMCイクスピアリ16)
★★
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映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い

2003年/日本/アニメーション/83分
監督 芝山努
原作 藤子・F・不二雄
脚本 岸間信明
声の出演 大山のぶ代/小原乃梨子/野村道子/たてかべ和也/肝付兼太
配給 東宝

台風一過の朝、のび太はつむじ風の子供と出会い、フー子と名づける。フー子はちょっぴりお転婆だけど、元気で素直な風の子だ。ある日のび太とドラえもんは、フー子を思いきり遊ばせるため、どこでもドアを使って大草原へやってきた。そこは、風を操る人たちが暮らす、風の国。テムジンと名乗る少年と出会い、すっかり仲良くなったのび太たちだが、その頃風の国には、封印された怪物を解き放ち、世界を支配しようとたくらむ嵐族が迫っていた。 

3/27(AMCイクスピアリ16)
★★★
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Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン

2003年/日本/アニメーション/30分
監督・脚本 渡辺歩
原作 藤子・F・不二雄
声の出演 三輪勝恵/大竹宏/増山江威子/肝付兼太
配給 東宝

各地で銀行強盗を働いて生活費を工面していた"全日本悪者連盟"は、今年創立25周年を迎えるというのに、金欠の日々で水道代、電気代、ガス代が払えない。「クーッ、これも、このところパーマンがオレたちの仕事を邪魔するせいだ!25周年の記念事業としてパーマンを倒すのだぁ!!」親分のドン石川は子分たちに大号令。苦心のアイデアでパーマンを陥れ、今後、銀行強盗の邪魔をさせないよう作戦をたてるのだが・・・。

3/27(AMCイクスピアリ16)
★★★
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人生は、時々晴れ

2002年/イギリス・フランス/ドラマ/128分
監督 マイク・リー
出演者 ティモシー・スポール/レスリー・マンヴィル
配給 アミューズピクチャーズ

タクシー運転手の“フィル”のパートナー“ペニー”、彼女はスーパーマーケットで働いている、ペニーのフィルへの愛は毎日の生活の中で覚めてしまっていた。
娘“レィチェル”は老人施設の掃除係、息子“ローリー”は学校にも行かず無職で家でゴロゴロしている。
この家庭はイギリスの低所得層の家庭、4人が4人とも言いようのないむなしさを抱いているよう。
フィルの同僚で同じ団地に住むタクシー運転手の一家3人、ペニーの同僚でやはり同じ団地に住む未婚の母と娘の話も同時進行していく。
ある日、息子ローリーの突然の心臓発作、ペニーとレイチェルは病院にかけつけるが、フィルは仕事に出たまま連絡がつかない、彼は悲しみを抱いたまま携帯も無線も切っていた。



気持ちがバラバラだった家族の愛の再生を描いた物語、日常が淡々と描かれていた。
フィル役のティモシー・スポール、薄汚れてずっと口を半開き、生気のない目をして、家族の中にいても一人でいるような空気を醸し出していた、彼と家族との世界は死んでいたためにあんな悲しい顔をしていたんだろうな。
残念なのが主人公一家以外の家族の話が中途半端に終わっていた事。
この映画の登場人物、ほどんどがどこかしら病んでみえました。
しかし、題名を考えると・・・ラストのあのシーンは「人生、時々晴れ」の部分?だとすると怖かったりして。

3/28(銀座ガスホール)試写会
★★★★
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アナライズ・ユー

2002年/アメリカ/コメディ/96分
監督 ハロルド・ライミス(『悪いことしましョ!』『アナライズ・ミー』『ボールズ・ボールズ』) 
出演者 ロバート・デニーロ/ビリー・クリスタル/リサ・クードロー/ジョー・ビテレッリ/キャシー・モリアーティー=ジェンティエリー/カイル・バイヒー/ジェイムズ・ビベリー/カーリー・ソーン/ジョン・フィン
配給 ワーナー・ブラザース映画

9・11テロ事件後、被害の爪あとが色濃く残るニューヨークで、いち早く撮影が開始され、現地に明るい笑顔と元気を取り戻させた本作『アナライズ・ユー』。神経症持ちのマフィアのボスと気弱な精神分析医のおかしな交流を描いて大ヒットした『アナライズ・ミー』の続編

刑期終了を間近に控えるマフィアのボス、ポール・ヴィッティ。だが最近彼の様子がどうもオカシイ。独房の中で『ウェストサイド物語』の唄を突如歌い出したり、無気力で無反応だったりする。そこで呼ばれたのが、かつて彼の精神分析医だったベン・ソボル。診療の結果、ソボルの保護観察付きという条件でヴィッティは釈放。身元引受人となったからには、ヴィッティの悩める心を治療し、更正させなければならない…! とヤキモキするソボル。はたしてヴィッティは、カタギに戻れるのか?!

3/31(ワーナーマイカル市川妙典)
★★★
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私の好み度です。
★★★★★  最高!
★★★★☆  結構おもしろい!
★★★☆☆  わりとおもしろい
★★☆☆☆  それなり
★☆☆☆☆  私には合わなかった