2002映画9月

映画名 監督 ジャンル(制作国/制作年)
Returner −リターナー− 山崎貴 アクション(日本)
バイオハザード ポール・アンダーソン アクション ホラー(米・独・英)
インソムニア クリストファー・ノーラン サスペンス(アメリカ・2002)
サイン M.ナイト・シャマラン スリラー/サスペンス(アメリカ・2002) 
竜馬の妻とその夫と愛人 市川準 コメディ ラブ・ストーリー(日本・2002)  
Dolls(ドールズ) 北野武 ラブ・ストーリー(日本・2002)
アバウト・ア・ボーイ ポール・ウェイツ/クリス・ウェイツ ドラマ/コメディ(アメリカ/イギリス2002  )
OUT 平山秀幸 サスペンス(日本・2002)
ウインドトーカーズ ジョン・ウー アクション ドラマ(アメリカ・2001)
明日があるさ THE MOVIE 岩本仁志 ドラマ(日本・2002)
スパイキッズ2 失われた夢の島 ロバート・ロドリゲス アドベンチャー(アメリカ・2002)
チェンジング・レーン ロジャー・ミッシェル サスペンス ドラマ(アメリカ・2002)
篠原哲雄 ラブ・ストーリー(日本・2002)
阿弥陀堂だより 小泉堯史 ドラマ(日本・2002)


Returner −リターナー−

2002年/日本/アクション/118分
監督・VFX 山崎貴(『ジュブナイル』) 
脚本 平田研也/山崎貴
出演者 金城武/鈴木杏/岸谷五朗/樹木希林/川合千春
配給 東宝

優れた戦闘能力を持つ男・ミヤモト(金城武)。彼は少年時代、親友を何者かに殺されていた。そんなある日、闇取引の現場に潜入したミヤモトは、取引を仕切る男、溝口(岸谷五朗)を見つける。彼こそが、親友を殺した男だったのだ! ミヤモトは溝口に銃口を向けるが、溝口は間一髪の所で逃げていく。その現場でミヤモトは、未来から来たと言うミリという少女と出会う。ミリはミヤモトに、ある仕事を手伝って欲しいと持ちかける…。

映像(VFX)迫力ありました、スピード感もありアクションもいけるし笑いもある、結構面白い映画でした。巷の噂では『マトリックス』『M:I−2』等々の良いとこ取りをしているとか。この2作は観たことないのでわからないのですが・・・でも、私としては日本の映画でここまでスケールの大きいものを観たのは初めて。擬態宇宙船とラストが特に好き。9/3
★★★★☆



バイオハザード

2002年/ドイツ・イギリス・アメリカ/アクション/101分
監督 ポール・アンダーソン(『モータル・コンバット』『イベント・ホライゾン』) 
出演者 ミラ・ジョヴォヴィッチ/ミシェル・ロドリゲス/エリック・メヴィウス/ジェイムズ・ピュアフォイ/コリン・サーモン
配給 アミューズピクチャーズ

アメリカ中西部に位置するラクーンシティー。この都市の中心となっている巨大企業アンブレラ・コーポレーションは、「人々の健康のために」という看板を掲げ、新薬の販売を行う一方で、その地下深くではウィルス兵器、生物兵器の研究・開発を行っていた。あるとき、謎の人物がその研究施設“ハイブ”に侵入。T−ウィルスと呼ばれるウィルス兵器が漏洩してしまう……。

人気ゲームの映画版。
始めの方にエレベーターの場面が出てくるのですが、閉所恐怖症の上に一度エレベーターに閉じ込められた事があったので、この場面が一番怖く正視出来ませんでした。エレベーターに閉じ込められただけで、空気が薄くなるような気がするんですよね、実際はそんな事ないのですが^^; 観るだけで過呼吸になりそうです。
あとレーザーで賽の目に切っちゃうとこ、これは必見。
私はこのゲームを知らないせいかもしれませんが、あまり好きな映画ではなかった、音でびっくりさせよう・ゾンビが急に出てきて(お化け屋敷のお化けのよう)怖がらせよう怖がらせよう的な部分があまりにも多くて、げんなりしてしまった。もう読めちゃうんだもの、ここで出てくるだろうって。一緒に行った友達はそのたびに「びくっ!」と身体が跳ねていましたが(笑)9/4

★★★☆☆

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インソムニア

2002年/アメリカ/スリラー  サスペンス/119分 
監督 クリストファー・ノーラン(『フォロウィング』『メメント』) 
製作総指揮 スティーブン・ソダーバーグ(監督『トラフィック』)
ジョージ・クルーニー(『オー・ブラザー!』) 
出演者 アル・パチーノ/ロビン・ウィリアムズ/ヒラリー・スワンク
配給 日本ヘラルド映画

白夜のアラスカで異常な事件が起こる。被害者の女性は殺害された後、髪を洗われ、爪を切られ、全裸のままゴミ袋に入れられていたのだ。捜査にあたったのはL.Aから来たベテラン警部ウィル・ドーマー(アル・パチーノ)と相棒のハップ(マーティン・ドノバン)。ドーマーの見事なまでの洞察力により、犯人を追い詰めるところまで行くが、深い霧のせいでドーマーは誤ってハップを撃ってしまう。その現場を見ていたのは犯人(ロビン・ウィリアムズ)だけだった。真実を隠し、捜査を続け、眠れぬ夜を過ごしていたドーマーのもとに、ある日、犯人から脅しともとれる電話がかかってくる…。

『メメント』を撮った監督、メメントも合わなかったけどこれもいまいち。まだ話がわかりやすいのでメメントより良かったけれど、私はこの監督とは相性が悪いようです。

アラスカの白夜と自分でおかしてしまった罪のために不眠症になってしまうドーマー警部、睡眠不足のために判断が狂い同僚を殺してしまい、その結果犯人から脅されてしまうのだけど・・・
犯人のロビン・ウィリアムズはどうも人の良さそうな感じで、異常犯罪を犯した犯人には見えない。でもそういう普通に見える人が突然何をやるかわからない世の中ですからね〜。ドーマー警部を脅す場面とか冷静で狡猾でうまい!と感じましたが、やっぱりドーマー警部役のアル・パチーノの演技あってこその映画でした。
ラストはあまり好みではありません。9/13

★★★☆☆

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サイン

2002年/アメリカ/スリラー サスペンス/107分
製作・監督・脚本 M.ナイト・シャマラン(『シックス・センス』『アンブレイカブル』)
出演者 メル・ギブソン/ホアキン・フェニックス/ローリー・カルキン/アビゲイル・ブレスリン
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル 

妻を不慮の事故により亡くしたことで、信仰を無くしてしまった元牧師グラハム(メル・ギブソン)は、弟(ホアキン・フェニックス)と2人の子供たちと農業を営みながらひっそりと暮らしていた。しかしある日、彼の農場に突如、ミステリーサークルが出現する。そしてその日から彼の周囲で怪奇現象が起こり始める…。いったい、この出来事は何の兆候“サイン”なのか?!

先行ロードショーに行ったのに・・・

第一の兆候−妻の事故死 第ニの兆候−「サイン」の出現 第三の兆候−滅亡を予知する娘、
これを読んだだけで、もろ好みの映画!とものすごく楽しみにしていました。

未知との遭遇になるかなぁ〜って期待してたのに・・・
途中まではドキドキして引き込まれていました、各地で起こっている超常現象の真相は!?
しかし、映画宣伝で明かされる真実とうたっていたわりに、かなりお粗末な結末。後半はほとんど家の中での出来事で終わってしまうし、宇宙人がやってきた理由もなにそれ^^;って感じだし、宇宙人の弱点にあきれる^^; 
結局、家族愛&信仰心を描いた映画だったのかも。確かにサイン、伏線があちこちに張り巡らされていたけれど。9/15

★★★☆☆

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竜馬の妻とその夫と愛人

2002年/日本/コメディ/115分
監督 市川準(『東京夜曲』『ざわざわ下北沢』『東京マリーゴールド』) 
原作・脚本 三谷幸喜(『ラヂオの時間』『みんなのいえ』
出演者 木梨憲武/中井貴一/鈴木京香/江口洋介/橋爪功/トータス松本
配給 東宝

明治13年。幕末の動乱で暗殺された坂本竜馬の13回忌を前に、新政府の役人となった竜馬の友人・菅野覚兵衛(中井貴一)は竜馬の妻・おりょう(鈴木京香)を訪ねた。おりょうは再婚しテキ屋の夫・西村松兵衛(木梨憲武)と貧乏暮らしをしている。英雄の妻の身の上を案じていた覚兵衛だが、驚いたことに、おりょうは竜馬そっくりの虎蔵(江口洋介)を愛人にして昼間から酔いつぶれる有様。竜馬の名誉を守るため、覚兵衛はおりょうと松兵衛をもとのサヤへ戻すよう企てるが…。

舞台を観ているような映画だと思ったら、市川準監督が舞台『竜馬の妻とその夫と愛人』を観て感動して、映画化をお願いした作品だったらしい。
どうせ映画にするなら、舞台要素をもうちょっと消して欲しかったかも。あまりにも芝居臭さが目立って、落としどころなんか舞台そのもの。ついでにセットもちゃんと作っているにも関わらず、舞台に見えちゃうんですよね〜^^;
それなりに面白かったですけどね。9/16

★★★☆☆

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Dolls(ドールズ)

2002年/日本/ドラマ/113分
監督・本・編集 北野武(『バトル・ロワイアル』『ソナチネ』『HANA―BI』) 
衣装 山本 耀司
音楽 久石 譲
出演者 菅野美穂/西島秀俊/三橋達也/松原智恵子/深田恭子/武重勉 /岸本加代子/大杉漣
配給 松竹株式会社 /オフィス北野

あなたに、ここに、いてほしい。

赤い紐でつながれた<人形たち[ドールズ]>の物語。すべてを失ったふたりがたどる、運命の旅。究極の愛、それは残酷なまでに美しい。

赤い紐につながれ、あてもなくさまよう男と女。死期を感じとった老境のヤクザと、彼をひたすら待ち続けるひとりの女。
事故で人気の絶頂から転落したアイドルと、それでも彼女を慕い続ける孤独な青年――。
現代の寓話を体現したのは、菅野美穂、西島秀俊、深田恭子、そして三橋達也、松原智恵子、大杉漣ら豪華なキャストたち。

「日本の四季をきちんと撮りたい」という想いからスタートした『Dolls(ドールズ)』は、北野監督の<色>へのこだわりが最も強く現れた作品。 日本の四季、文楽人形、そしてファッション界のカリスマ・山本耀司の美と微にこだわった幻想的な衣裳など、圧倒的な色彩美は透明感ある映像として結晶化しました。また、映画に静かな余韻を残す音楽は久石譲が担当しています

試写会(ヤマハホール)で観て来ました。

印象は色にこだわったという通り、場面場面の色の使い方が印象に残っています、最初の車の黄色・毒々しい色の死んでいる蝶、菅野の衣装・四季折々特に紅葉と血の色を掛け合わせているところ、言葉が少ないかわりに色がたくさんの事を物語っていたような映画だった。

恋人松本に裏切られたことで心が壊れてしまった佐和子、赤い紐で互いの身体を結ぶ事によって松本は仕事・家族を捨て、自分を犠牲にして佐和子とかつて歩いた道を辿る。
年老いたヤクザと彼を待ち続ける女、事故にあったアイドルとファン、3組の繋がりがいまいちわからなかったけど繋がりなんて関係ないのかな、3組とも確かに究極な愛(異常な愛)に感じたけれど。
全体的にゆっくり静かに進んでいくのでこの映画の世界にはまれないと眠気を誘われてしまう。この映画で浮いていたのが深田恭子の歌の部分かなぁ、ちょっと色違いという感じがしてしまいました。

誰も幸せにならない・・・こういう映画はあまり好きではありません。9/17

★★☆☆☆

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アバウト・ア・ボーイ

2002年/フランス・イギリス・アメリカ/コメディ/100分
監督・脚本 ポール・ウェイツ/クリス・ウェイツ(『アンツ』『アメリカン・パイ』) 
製作 ティム・ベバン/エリック・フェルナー
(『ハイ・フェディリティ』『ブリジット・ジョーンズの日記』) 
原作 ニック・ホーンビィ(新潮文庫刊)
音楽 バッドリー・ドローン・ボーイ(トイズファクトリー)
出演者 ヒュー・グラント/ニコラス・ホルト/レイチェル・ワイズ/トニ・コレット
配給 UIP映画

ウィル・フリーマン(ヒュー・グラント)、38歳、独身、無職。父親の歌った曲が一発ヒットして、その遺産で気楽なラブ・ライフを楽しむ無責任男。後腐れないシングル・マザーをゲットするべく参加したサークルで、早速スージーといい感じに。マーカス(ニコラス・ホルト)は、情緒不安定な母・フィオナ(トニ・コレット)を心配する12歳。ある日、フィオナの友人であるスージーが、公園デートにマーカスを連れて来た。こうして出会った38歳と12歳の男子の関係は思わぬ方向へと進んでいく。

ヒュー・グラントが自分に甘く大人になりきれない無責任男の役がとても自然で(笑)
12歳のマーカスと38歳のウィルが一人称で語り進んで行く、その本音の部分がまたこの映画の面白さをUPしているのだろうな〜。
こういうわかりやすく楽しい映画は大好きです。
でも、母親は・・・情緒不安定すぎて子供がかわいそうかも。
お母さん思いのマーカス君お上手、つい口ずさんでしまう歌、声が高くて澄んでいて良かったし。9/18

★★★★☆

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OUT

2002年/日本/サスペンス/119分
監督 平山秀幸(『学校の怪談2』『愛を乞うひと』『笑う蛙』) 
原作 桐野夏生「OUT」 
脚本 鄭 義信(『愛を乞うひと』)
出演者 原田美枝子/倍賞美津子/室井滋/西田尚美/香川照之/間寛平/千石規子
配給 20世紀フォックス 

雅子、ヨシエ、邦子、弥生は共に弁当工場で深夜のパートをしている。リストラされた夫との仲は冷え切り、息子とも会話がない家庭崩壊状態の雅子。ヨシエは夫に先立たれ、寝たきりの姑を介護する日々。邦子はブランド品を買いあさり、カード破産したあげく多額の借金があった。弥生はギャンブル好きの夫の暴力に耐える毎日。そんなある日、弥生が夫を絞殺してしまう。弥生に泣きつかれ、仕方なく死体の処理を引き受けた雅子。雅子は死体をバラバラにすることを思いつき、ヨシエと邦子を仲間に引き入れた…。

試写会(よみうりホール)が当たり観に行ってきました。
原作のファンで、TVドラマ(ラストが気にくわなかった)・舞台(これはびっくりするくらい原作に近かった、雅子役の久世星佳さんは原作の雅子そのもの、クールでかっこ良かったし、ラストの佐竹と雅子の対決は言葉だけでだったにも関わらず、倉庫の対決そのものが目に浮かぶ程リアリティーを感じ素晴らしかった)大好きだったので、映画はどんな『OUT』の世界を魅せてくれるのかと楽しみでした。

その、映画ですが・・・
死体の首を切断する場面に時間をかけていたのでつい力が入ってしまった、血がたくさん出るわけではないので、そういう面ではグロテスクじゃないけど、最初の切断の時の迷いとか、気持ちがこちらに乗り移って来ちゃったのでなんだか生々しくて・・・、でもコミカルに作っていたので、会場笑いに包まれていましたが。セリフも笑える場面多かった、『OUT』って笑えるような本じゃなかったのでこの脚本・演出にはびっくり。でも嫌いじゃないですよ、これはこれで本の『OUT』とは全然別物と考えて楽しんで観れました。しかし背景をわからない方には人物像とか背景がうまく描かれていなくて薄っぺらいものに見えてしまうかも。9/19

★★★☆☆

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ウインドトーカーズ

2001年/アメリカ/アクション ドラマ/134分
監督 ジョン・ウー(『ブロークン・アロー』『フェイス/オフ』『M:I-2』
製作 トレーシー・グラハム/ジョン・ウー
脚本 ジョン・ライス
出演者 ニコラス・ケイジ/クリスチャン・スレーター/ アダム・ビーチ/ロジャー・ウィリー
配給会社 20世紀フォックス

その友情は戦場で誇れるたった1つの名誉だった

第2次世界大戦下のサイパン島。日本軍と激しい銃撃戦を繰り広げるアメリカ海兵隊のジョ−・エンダーズ(ニコラス・ケイジ)は、特殊な言語を操るネイティブ・アメリカンのナバホ族の暗号通信兵の1人ベン・ヤ−ジ−(アダム・ビーチ)の護衛と暗号の秘密を守る任務を任される。多くの兵士が命を落とす中、心に傷を持つエンダーズはヤージーによって癒され、友好を深めていく。しかし、ヤージーが敵の捕虜になる危険が生じれば、どんな犠牲を払っても暗号を守らなければならないという極秘司令も下されていたのだった…。

戦争映画嫌いな私ですが、鑑賞券が当たり観に行きました。友情を描いている映画なんだけど、最初から最後まで戦争シーンばかりだったような印象です。同じような戦争シーンが続くもので前半は睡魔と戦っていました^^; 日本兵とアメリカ兵の軍服が似てるもので、入り乱れての戦闘場面ではどっちがどっちなのかわからなくなる場面も。ナバホ族の兵士との友情は最後でちょっとうるっときます。9/20
★★☆☆☆

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明日があるさ THE MOVIE

2002年/日本/ドラマ/
監督 岩本仁志
製作総指揮 林裕章/萩原敏雄
脚本 高須光聖/坂東賢治
出演者 浜田雅功/柳葉敏郎/東野幸治/藤井隆/仲間由紀恵/酒井美紀/中村嘉葎雄
配給 東宝

中堅総合商社「トアール・コー ポレーション」の浜田課長たちの営業13課は、一致団結してそれなりに前向きに日々仕事に取り組んではいるが、その実態は、落ちこぼれサラリーマンの吹き溜まりでもあった…。その、トアール・コーポレーションが次に狙いを定めたビッグビジネスは、日本初の官民共同ロケットの開発プロジェクト。しかし宇宙開発事業に参画するのは、浜田の同期、望月課長率いるエリート集団、営業1課だった。そんな中、浜田は、営業先で偶然出会った不思議な老人・野口の語る夢のような話に、次第にひきこまれ、一緒になって夢の実現にのめりこんでいくのだった。

試写会で観て来ました(よみうりホール)
さて、この映画ですがCM・ドラマ『明日があるさ』の映画版ですが、「なんとかなるさ!がんばろう!」がテーマ、先行き暗い世の中だけどそれでも毎日頑張っている人にエールを贈ってくれている。
この映画のもう一つのテーマは夢かな、子供の頃見た夢、今では心のどこかに残しながらもでも決して忘れてはいない夢、そんな夢に少しでもかかわる事に恵まれたらやっぱりのめりこんじゃうだろうな。

30年間ロケットを作り続けている野口博士の言葉に「夢なんかじゃない、意地だったんだ」というようなセリフがありましたが、夢って意地がないと叶わないものなのよね、中には苦労もせずに夢を叶えてしまう運の良い方もいらっしゃいますが。
こういう夢のある明るい映画って大好きです。

番外・・・ジョージアのCMからドラマ・映画となったせいか、提供がそうだったのか、会場ではコカコーラ以外の自動販売機が使用出来なくなっていた、紙パックのカフェオレが飲みたかったのに〜。9/24

★★★★☆

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スパイキッズ2 失われた夢の島

2002年/アメリカ/アクション ファミリー/100分
監督・製作・脚本 ロバート・ロドリゲス(『デスペラード』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『スパイキッズ』) 
出演 アントニオ・バンデラス/カーラ・グギノ/アレク・ヴェガ/ダリル・サバラ/スティーヴ・ブシェミ/マシュウ・オリアリー/エミリー・オズメント
配給 アスミック・エース

全世界を熱狂させた最強×最小のヒーローが帰ってくる

世界の危機を救った功績で、正真正銘のスパイキッズとして活躍しているカルメンとジュニ。大統領の娘を救出したのも束の間、今度は全世界の武器を無力化してしまう秘密兵器、トランスムッカーが敵に教われてしまった!名誉挽回のために、カルメンとジュニは、トランスムッカーを取り戻そうと謎の島に向う。しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、何とライバルのスパイキッズ、ゲイリーとガーティーだった。子供たちの聞きに父グリゴリオと母イングリッドも島に駆けつける。この島に潜む謎とはいったい何なのか?果たして、スパイキッズ・ファミリーは無事に秘密兵器を取り戻せるのだろうか!?

実は1は観ていないのですが・・・
なかなかスピーディで楽しい映画ですね、しかし吹き替えばっかり字幕版で観たかった。

謎の島ロードス島に住む博士(ブシュミ)の作った合体動物の中に、上半身魚(金魚に見えた)と下半身猫の動物がいたのですが、これは・・・反対だったら自分で自分を食べちゃうよね(笑)、マンガでうなぎイヌっていましたね、あれを思い出してしまいました。
他にもクモとゴリラ(サル?)とか面白い珍獣がたくさん出てきました。
スパイグッズも楽しさいっぱい、でも謎の島では使えなかったけど。

ライバルスパイキッズのお兄ちゃん(マシュウ・オリアリー)の方がものすごく美少年〜かっこ良かった、つい目がそちらに向いてしまう(笑) 
妹の方(エミリー・オズメント)はハーレー・ジョエル・オズメントの妹、良く似ていました。ライバル方なのでちょっと生意気で小憎らしいのですが、なかなか気骨を感じる良い演技でした。

最初の遊園地の乗り物は絶叫マシーン好きの私でも乗りたくない怖さ〜^^;
エンディングまで楽しませてくれた映画、来年にはパート3が出来るとか今から楽しみです。9/25

★★★★☆

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チェンジング・レーン

2002年/アメリカ/サスペンス ドラマ/99分
監督 ロジャー・ミッシェル(『ノッティングヒルの恋人』) 
製作 スコット・ルーディン(『スリーピー・ホロウ』『シャフト』『ズーランダー』) 
出演者 ベン・アフレック/サミュエル・L・ジャクソン/シドニー・ポラック/トニ・コレット/ウィリアム・ハート/リチャード・ジェンキンス/キム・スタウントン 
配給 パラマウント=UIP 

一瞬の車線変更が彼らを変える…。

若手弁護士・ギャビン(ベン・アフレック)は重要な法廷を控え、渋滞の高速道路を急いでいた。しかし、不注意な車線変更で隣の車と接触事故を起こしてしまう。車をぶつけられたドイル(サミュエル・L・ジャクソン)もまた、別居中の妻と息子の親権をめぐる裁定を控えていた。先を急ぐキャビンは白紙の小切手を渡すと、そのままドイルを置き去りにしてしまう。重要な証拠ファイルを一緒に渡してしまったことを気付かずに…。この20分が、2人の男の人生を大きく揺るがしていく。

試写会(中野サンプラザ)
ベン・アフレック、何の映画で観たんだっけ?とずっと悩んでいましたが・・・『トータル・フィアーズ』でした、まだ1ヶ月半しかたってないのになぜ思い出せないんだろ、情けない。

一瞬の車線変更が彼らを変える・・・という通り、目には目をというような報復合戦に発展していく、まるで子供の喧嘩なんだけど、内容は相手を破産させたり事故を起こさせたりとかなり過激、こんなになる前にもっとお互いに話し合えば良いものをと第三者は思うのですが、実際当事者にしてみたら一度こじれた関係は、相手が参った!と言わない限りなかなかやめる事が出来ないのかも。
誰もが持っている「善と悪」、悪の心を持った後すぐに善の心が顔を出す人間ドラマになっていました。

主演二人の演技が光っている作品、時間も短いせいか無駄な場面もなくテンポ良く進んで行き最後まで飽きる事がなかった、終わりも良かったしなかなか面白い作品。9/26

★★★★☆

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2002年/日本/ラブ・ストーリー/111分
監督 篠原哲雄(『月とキャベツ』『はつ恋』) 
原作 柳美里 「命」
出演者 江角マキコ/豊川悦司/筧利夫/麻生久美子/寺脇康文/平田満/樹木希林
配給 東映

家庭のある男の子供を妊娠した柳美里(江角マキコ)は、出産を決めかね悩んでいた。思わず受話器をとり、かつて恋人だった劇作家・東由多加(豊川悦司)に相談を持ちかける。そのとき東の体は、すでにガンに蝕まれていた。美里の妊娠を自分の命の生まれ変わりと信じる東は、子供の誕生を見るため「生きる」ことを願うようになる。美里もまた、東の闘病生活を見守りながら、自分に息づく生命を感じ取っていく。そして新年を迎えた寒い夜、元気な男の子が誕生した。

柳美里さんの本は読まず嫌いで(私生活を切り売りしているようで)読んだ事がありませんが、映画は江角マキコさんに豊川悦司さんなので観て来ました。
癌患者を演じるために、豊川悦司さんは13キロ減量されたとか、ほんとに途中からびっくりするくらいげっそりしていました。身体がどんどん弱っていくとともに、生への執着・癌との闘い、迫真の演技だった。

柳という人は自殺願望がかなり強かった方なのですね、自分の運命を憎んで来た方のようですが、どうも好きになれないタイプです、江角さんが演じていたのでまだ許せました。その江角さんですが一瞬の表情とか結構良かったです、いつもの強い女は見えず、もろさを抱えた柳という役に同化していたように思いました。
自殺ばかり考えていた娘が子供が出来たという事で、これで死を考えなくなると喜ぶ母親、その気持ちわかるなぁ〜、親は子供に先立たれる事が一番辛い事なんですもの。9/27
★★★☆☆

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阿弥陀堂だより

2002年/日本/ドラマ/128分
監督・脚本 小泉堯史(『雨あがる』)
原作 南木佳士(文勢春秋刊)
出演者 寺尾聰/樋口可南子/田村高廣/香川京子/井川比佐志/吉岡秀隆/小西真奈美/北林谷栄
配給 宝 アスミック・エース  

忘れていた、人生の宝物に出逢いました

東京に住む夫婦、孝夫と美智子。夫はなかなか日の目を見ない小説家。妻は大学病院で働く有能な医者だった。ある時、美智子はパニック障害という心の病にかかる。それをきっかけに、二人は、孝夫の故郷、信州に移り住むことを決意する。
 山里の美しい村に帰った二人は、96歳の老婆おうめを訪ねる。彼女は、阿弥陀堂という、村の死者が祭られたお堂に暮らしていた。おうめのところに通ううちに、孝夫は声の出ない少女小百合に出会う。彼女は村の広報誌に、おうめが日々話したことを書きとめ、まとめた「阿弥陀堂だより」というコラムを連載していた。美智子はこの村で診療所を開き、おうめや小百合、村の人々の診察を通して、医者としての自信と責任を取り戻してくる。
 一方孝夫は、恩師、幸田重長がガンに冒されながらも死期を潔く迎えようとしていることを知り、師と師に寄り添う妻のヨネの生きる姿に、深い感銘を受ける。
 村の人々とふれあいや、自然に抱かれて暮らしていくうちに、いつしか生きる喜びを取り戻していく二人。
 そんな時、小百合の病状が深刻な事態になっていることが判明する。美智子は彼女の手術担当医として再びメスを握ることを決意するのであった。

試写会(赤坂TBSホール)

この映画は長野県の奥信濃で1年に及ぶ長期撮影で撮られた映画という事で、日本の原風景・四季折々美しさ・祭り等がふんだんに盛り込まれ、いろんな場面で懐かしさを感じてしまいました。
ずっと静かに進んでいくので、睡眠不足の方つい睡魔の襲われてしまうかも・・・現に今日もスヤスヤおやすみの方がいらっしゃいました^^;

おうめばあさんの“北林谷栄さん”この方やっぱりすごい女優さんです!
もうどこから見ても、阿弥陀堂を守るおうめばあさんそのもの、ほんのちょっとのしぐさにしても一言にしても、味があり目が離せません、北林さんを見るだけでもこの映画価値があるかも。

日本の四季を取り入れたという部分では、北野武監督の『Dolls(ドールズ)』とダブりますが、『阿弥陀堂だより』の四季の風景の方が私は好きです。
おうめばあさんの言葉に「楽しい話が好きだ、高いお金を出して買っても暗くなるのはダメ(このようなニュアンス)」というような言葉がありましたが、私も楽しくなれない本とか映画は嫌、せっかくお金を払って時間を使って見ても後味の悪いのはいかんともしがたい、その点この映画はほんわか♪優しさに包まれている映画でした。9/30

★★★★☆

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私の好み度です。
★★★★★  最高!
★★★★☆  結構おもしろい!
★★★☆☆  わりとおもしろい
★★☆☆☆  それなり
★☆☆☆☆  私には合わなかった




2002映画